ペレーズ反射|姿勢が崩れる・緊張が強い子の背景にあるもの

こんな様子の子ども、いませんか?

姿勢がすぐ崩れる。背中が丸い。
身体が全体的に硬い、緊張が強い。
背中を触られると過剰に反応する。
排泄のコントロールが難しい。

「姿勢をよくしなさい」と言っても、またすぐ崩れる。
「どうしてこんなに緊張しているんだろう」と気になる子。

その子は、わざと崩しているのではないかもしれません。
脊椎の感覚が、まだ発達の途中にあるサインの可能性があります。


よくある誤解

「体幹が弱いから運動させれば直る」
「緊張しすぎ、リラックスさせれば大丈夫」
「姿勢の問題はしつけで直る」

ペレーズ反射が残存していると、
脊椎に沿った刺激に対して身体が過剰に反応することがあります。

姿勢が崩れるのは体幹の弱さだけではありません。
神経系が脊椎への刺激を処理しきれていない状態が、背景にあることがあります。

無理に姿勢を正させようとすると、
神経系がさらに緊張し、逆効果になることがあります。


今日からできる一つの関わり

「姿勢を正しなさい」より先に、
その子が今どんな姿勢をとりたがっているかを観てください。

背中を丸めて座りたがる子には、
その姿勢が今の神経系にとって安心な形かもしれません。

そして、一緒にいる時、
まず自分自身がゆっくりとした呼吸を心がけてみてください。

大人の神経系が整うと、
子どもの神経系も影響を受けます。

身体を揺らすあそび、ゴロゴロ転がるあそびが、脊椎への刺激を整えていきます。

安心できる環境の中で、身体が自然にほぐれていく時間を大切にしてください。

あそびと発達は両輪です。
身体を使ったあそびが、神経系を少しずつ整えていきます。


まとめ

・姿勢が崩れる・緊張が強いのはしつけや体幹だけの問題ではなく、脊椎の感覚の発達途中のサイン

・無理に姿勢を正させると神経系がさらに緊張することがある

・その子が安心できる姿勢を観察することが出発点

・身体を揺らす・転がるあそびを楽しんで神経系を整えていく


➡️ 原始反射10選まとめに戻る
➡️ 次の反射:緊張性迷路反射を読む
➡️ 「原始反射を学ぶ」講座を見る
➡️ 「保育施設での発達支援」のブログを読む

タイトルとURLをコピーしました